石原慎太郎の原作を軽快ドタバタ喜劇に仕上げた川島雄三愛すべき小品。
拳闘王者でモテモテな宝田明の役名が高田明だったり、石原センセイ自ら出演してのメタフィクション的オチ等、徹底的に遊んでみせる演出が痛…
序盤に2人が邂逅してタイトルバックに至るまでの早口で、ハイテンポかと思いきや、実際よりも時間が長く感じる。接吻とゲロによる恋。
東宝の川島雄三はみてないけど、かなり東宝マナーに徹している所も多々あ…
このレビューはネタバレを含みます
「愛だの恋だのってのはもっとこう…色っぽくてね…」「なんであたしこんなに彼のこと気になるのかしら…もしかしてラブしちゃったかな?」「女の子の酔っぱらいってのはね、みっともいいってもんじゃいの」「こう…
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