それぞれの章の主人公や登場人物の想い、置かれている状況に、
何か共感のようなものを感じる方もいると思う。
その一方で、見終わって、理解できない、満足できないという方も
いるかと思う。
大きかったり…
映画は場所も状況も異なる3つの話で構成され、それぞれの場面で過去の「罪」についての回想が独白によって語られます。普通なら回想シーンの映像でも入りそうなところをすべて独白で演じ切る役者の力とそれを支え…
>>続きを読む感じる必要のない罪の意識の三者三様の話で、残された者、やむを得なかった者、被害を受けた者がそれと向き合う118分。
それに向き合い言葉を吐くことで、彼らはその記憶を客体化して捉え直す。「わたしは悪く…
《一月の声に歓びを刻め》
人に言えない辛く深く染み付いた心の傷はやがて自らを責める鈍器と変わる。被害者が責任を感じてしまう不合理さ。丁寧な正月準備、伝統の太鼓の音、忌まわしい印を焼き払う。何も解決す…
三島有紀子監督が幼少期に受けた被害と向き合いながら確実にこの世界のどこかにいるこの映画を必要としている人へ向けて放たれた入魂の一作だった。
映画は一章から三章そして最終章と四章のオムニバス形式にな…
生きていくことは、こんなにも辛いのか。
幼少から抱える、自分の暗くつらい部分を引きずりだされた気がしました。
カルーセル麻紀さんの鬼気迫る独白、狂気の一人芝居。凄いものを見たと思いました。
白一…
面白かった……っ!!!
登場人物達が何を考えて生きてきたのか、
言動の、映像の、好む物の端々に
そのヒントが散りばめられていて、
それを辿っていくのが興味深くて面白い。
どんどんこの人達の心の中へ…
『誠実』
誰もがそんなに要領よく生きていけないし、生きていないことを真っ直ぐに伝えてくれた良作でした!
丁寧な描写と展開。それ故にやや尺が長くなったのかと感じました!
上映後のサイン会の際に「何故、…
2023年 日本 118分
@UPLINK京都 祝日9:40〜 観客11人
予告編や他人のレビューを読んで期待したわけじゃなく自分で決めて見たのだから一片の後悔もない。
「町田くんの世界」201…
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