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一月の声に歓びを刻めのuykiのレビュー・感想・評価

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)
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3つの物語から構成された映画。
異なる3つの地が舞台の物語なので、物理的に交わることはないのだが、誰かの不在、水(湖・海)、イメージ(短歌・手紙・イラスト)、タバコ(火)など細かなモチーフでしっかり結び付けられていた。最終章まで一回りした時、タイトルの意味が見えてくる。
心のどこかに隠していた罪悪感や後悔を呼び起こし、それをなかったことにしてくれるわけではないのだが、どこか肯定してくれるように感じた。
有難いことにティーイン付きの試写会に参加し、いろいろな人の感想や質疑応答を聞くことができ、豊かな気持ちになりました。
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