れん

一月の声に歓びを刻めのれんのレビュー・感想・評価

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)
4.0
3つの物語に共通して響き合う、呼応し合う、悲しみ、痛み、罪の意識。三島有紀子監督の実体験からなる物語の重み、伝わってくる力強さ、凄み。思い出すのもおぞましい過去と向き合い対話する、自分自身で再現する、語り直す。癒えることは無いかもしれない深い傷、痛み、負った傷は更なる痛みを生み出すかもしれない。苦しみは続いていく、それでも生きるという道を選択する。届けたい声、届いて欲しいと強く願う想いが切実に鮮明にストレートに込められる。
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