これまたわたしが無知すぎて、途中から登場人物と一緒にすっかり騙されてしまい、映画としてのストーリーに着いていけなくなるというカオス。
基本的に楽しいお話ではないし、長いし、なんなら結構つらいことがどんどん起こるのだけど、観ていてしんどくはならない牽引力みたいなのがある。
不釣り合いに思える音楽も印象的。
ハッピーエンドではぜんぜんないのだけど、映画の終わり方としてはとても好みな終わり方だったな。
オープン前、クラファンにて微額ながら支援していた菊川のStrangerさんで、ようやく観ることができた作品。
なんせ東北住みなので、オープンしてからはぜんぜん力になれなくて応援できなくて申し訳なかったな、と譲渡のお知らせを読んで思ったけれど、でもぎりぎりその前にこの作品をStrangerで観ることができて、よかったな。
