以前にどこかで観たような気がするのですが、どこで観たのか、テレビで観たのか劇場で観たのかさっぱり記憶がありません。不思議な状況設定であることはかろうじて覚えていましたが、詳細不明、これで「以前に観た」とはとてもいえないので、シネマスコーレにかかると知って、今度こそ「しっかり観よう」と楽しみにしていました。
そしてスコーレ初日、観ました。
…観たけれど、一回観ただけでスッとこの作品の世界に入り込むのはなかなか難儀な物語でした。
この作品に限らず、観ていながら難しくて物語の世界に入り込み損ねてしまうということが僕にはしばしばあります。こういう作品に出会うと、自分の勘の悪さ、察しの悪さ、鈍さを痛感させられ、「頭悪いなーっ！」と自己嫌悪のドブにハマってしまいます。できれば「映画の沼」にはまりたいものですが、僕はそこにはまだまだ行きつけなさそう…
一回観てスッと理解できる作品なんてほとんどないのに、そういう作品こそ何だか気になって、もう少ししっかり受け止めたいなと思う、その典型的な作品がコレなのです。なにがしか受け止めるためには観るしかないので、今日（4/29）、もう一度シネマスコーレに出かけてきました。
171分の長編作品、今日は何分分くらい受け止められるかなぁ？今はきっと15分くらいしかつかみ取れていないと思うけれど、できれば半分…は欲張りすぎかもしれないけれど、60分くらいは感じ取れたらいいなと思います。
アンダーグラウンド、あと5分で開場です。
