松長もんど

殺して祈れの松長もんどのレビュー・感想・評価

殺して祈れ(1967年製作の映画)
3.4
聖書片手に持ったガンマン。設定は面白いけれど、あまり生かしきれていない気がした。
ストーリー展開、アクション共に全体的に薄味。格安でDVDを購入したものの、2回目は観ないかなぁ。

敵方ファーガソンを演じたマーク・ダモンの吸血鬼の様な出で立ちが印象的。思えば後半は、彼を見たいが為に観ていた気がする。
そして主人公”聖人”を演じるのはルー・カステル。彼のキャラクターはマカロニの傑作『群盗荒野を裂く (1966)』で演じたビル・テイトにも近しい、良い奴だ。