ある田舎町で子供たちに原因不明の流感が発生。
悪夢に苛まれる母のために帰郷していたグレースは地元の医師と治療に当たる。
その後、子供たちが大人を襲い始めるようになり…。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』、『死の収穫』、『アーバン・ハーベスト』に続く、スティーブン・キング原作の短編『トウモロコシ畑の子供たち』4度目の映像化作品。
ヒロインの女子大生の女の子は可愛いなと思っていたら、若かりし頃のナオミ・ワッツでした。
『アーバン・ハーベスト2』だが、1とは繋がってないので2だけ観ても問題ない。
というかそもそも、これ4作目だしね。
どんだけ愛されてる原作なのよ。
田舎町が舞台の本作は、ちっともアーバンではないですが。
この作品、確かにB級ホラーですが、キングっぽさは出てたと感じます。
スティーブン・キングのスタイルというか流儀が全編に溢れている感じ。
ちらちらグロいシーンもありつつ
どうしても古臭さは感じてしまいますが、スタンダードなB級ホラーじゃないでしょうか(๑・ิω・ิ๑)
犠牲者の指とか胴とか首とかがポンポン飛んでいきます。
悪夢とトラウマ(トラウマも悪夢だが)、そこから呼び起こされる、身の毛もよだつような恐怖の光景。
キング独自の世界感たっぷり、それでいてスプラッタムービーのような血に汚れた絵も満載で、様々な層のファンに受け入れられる要素もあるのではないだろうか?
逆に要素があり過ぎて嫌われる傾向もあるかもしれないが。
観たことは後悔していない。
何故なら若き日のナオミ・ワッツはやはり美しかったから。
美貌と演技力を備えたハリウッドスターが現在と変わらないオーラを放って、このチープな映像世界で熱演している姿に感動すら憶える。
もはや若き日のナオミ・ワッツを観るためにDVD化されたとしか思えない。