カーネル

日本統一59のカーネルのネタバレレビュー・内容・結末

日本統一59(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

いつものレンタルショップで
いつもどーりフラゲ!

コメディは外伝などに任せて
全国のヤクザをまとめ上げる事を目標にしているのを再認識した『日本統一』本筋ストーリーでありました。〝ヤクザ〟らしさが全面に出て良き良き。(任侠道って感じはあまりしないなぁ)



前半は社会風刺ネタが一層強く出てるんですが、いつのまに丈二(北代高士)や石沢(本田広登)はあんな賢く喋るようになったん?(笑)
ってか侠和会山崎組の皆さんが、暴力性に磨きがかかるのと比例して賢い発言するようになってて驚きです〜wクレバーな氷室蓮司(本宮泰風)を見習ってのことなのかな?

後半は所沢抗争を取っ掛かりにして、解散した杉政組のシマの行方が攻守入り乱れて大変です!
今回の氷室はスマートなだけでなく、狡賢さもあってことの重大さが感じられます。


渡辺裕之氏が鬼籍に入られて、演じていた杉政組宮園組長や、七人会の構成をどうするのかな?と思っていましたが、実に上手いフェイドアウトでした。お見事。
にしても京浜連合の須永のウルトラ狸ぶりは、さすが成瀬正孝だなぁ。笑顔で〝裏を描く〟様が最高ですよ!

根岸大介演じる岩尾がパイナップルヘアでなくなって寂しいかぎりなのに、田村(山口祥行)とイチャコラしてる場合でない状況にも限りなく寂しい思いでございます。

氷室達のお付き江角役の大木優希にヒゲが!!!なんか、それっぽくなってて感動〜(笑)

所沢を舞台にした抗争はには大きな役割があったわけで
『日本統一60』の予告では、ついに丸神との戦争が匂わされていますが、さて?
にしても七人会………
もう、消滅じゃないか?
vs警察では、破防法まで持ち出してどんだけ大きく展開させるのか………期待です!
カーネル

カーネル