ねこ

青春18×2 君へと続く道のねこのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
2.6
駄作
先の展開が全て読める。展開が読めてもいい映画ってあるけどそういうわけでも無い。映像は綺麗だけどそれだけ。いい言葉が見つからないけど、台湾搾取と日本搾取が同時に発生してるような映画で、どっちにもルーツがある私はなんとも居心地が悪かった。だるかった。なんだろう、解像度の低さ?名優たちで脇を固めてるけどそれもあまり効いてる気がしなかった。台湾の田舎で日本人女性が見せ物になったり、善意で持ち上げられるあの感じも、身に覚えがあるので見ていてゾワゾウした。良い文脈で描くものじゃないと思う。悪口しか出てこないのでこの辺にする。台湾の愛すべきところはもっと深くにある。全ての看板が色褪せてしまうぐらいの恐ろしい太陽光とか、雑巾くさくてめちゃくちゃなバスとか、市場にぶら下がった豚肉とか、その周りを飛び回る蠅とか、港の汚いトイレとか、そういうののもっと先にある。あとヒロインがああなる(ネタバレ回避)映画もういいかも
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