このレビューはネタバレを含みます
ジミーいい。
青春時代のシャイでアミへのアプローチの仕草の可愛らしさにはキュンとするし、36歳になってから一気に色気がある感じなのも同じ俳優さんなのを疑ってしまうくらい演技がよかった。良すぎて心で叫んだ。
私も転勤先で1人で暮らしていく時、その土地で、自分の人生を輝かせてくれるような人たちに出会えてたおかげで今があるから、アミにすごく共感した。
言語が違うと、もっとそういう人の存在に救われると思う。
出てくる人みんな優しくて、カラオケのメンバーのわちゃわちゃをもっと見ていたい。
岩井俊二のラブレター見てなかったのが悔やまれる…
劇中音楽にも引き込まれたが、大間々昂なのを見て納得。
自分を取り戻す旅で、アミは台湾で人の優しさに触れ、またジミーも同じように日本での人の優しさを感じたことで、アミを失った現実を受け止められたのかもしれない。
ストーリーは途中で読めてくるけれど、それでもラストは涙が止まらなかった。