やっぱ初恋って特別だ。しかもひとり旅、人との出会いと別れ、夏の台湾と冬の日本、もうそれだけでもビンビンくる。ジミーにとってもアミにとっても旅の途中出会う人たちがみんないい人ばっかり！ 物語は現在のジミーと彼の回想で綴られるが、終盤アミの視点で語られると全く違う側面が見えてくる。ジミーもアミも切ないけど、生きようとしたし、これから生きようとしているし、きれいな思い出は人が生きる力になるんだな。映画の中で出てくる岩井監督の「Love Letter」、ポスターが見えた「藍色夏恋」、懐かしい。また見たい。
