さすが藤井監督作
序盤から一気に引きこまれた
ジミーを軸に
高校生の頃に想いを寄せていた
アミと過ごした時間を
18年後、ジミーが亜美の故郷を
旅しながら回顧していく
アミに気持ちを
伝えられなかったジミーと
一方で、とある秘密を抱える彼女も
実は彼を好きだったという展開は
ベターなラブストーリーのようで
そこをベターに映し出さない演出の数々
.
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美しい台湾を舞台にした初恋模様
そして2人が台湾で鑑賞する
映画『Love Letter』のシーンから
日本の雪景色を背景にしたワンシーンは
同作のファンである私はグッときてしまった
アミ視点でも
終盤にかけて一気に
伏線回収され
途中からラストの展開が
大体予想出来てしまうけれど、
それぞれの想いを知った上で
迎えるクライマックスは
ジミーがアミと向き合う
旅だったということに
気付かされる
初恋相手に限らず
自分にとって影響を受けた
存在がいる人ならば
きっと、その方を
思い出してしまうような
優しい映画
アミやジミーの旅を通して
私自身も今の自分を見つめ直す
旅に出たいと思ったけど
人生そのものが
旅のような気もする
人との出会いを
大切にしたいと改めて思ったし
私自身も大切なことに気付かされた作品でした。
ジミー役を演じた
シュー・グァンハンさん
高校生役も36歳の役も
違和感なくて驚き
台湾映画が好きなので
台湾の雰囲気を感じられるのも良かった
