このレビューはネタバレを含みます
事前情報なしで見たのですが、観た後しみじみと思い返してしまう作品でした。
許光漢さんと清原果耶さん、主演二人の演技はもちろんのこと、脇を固める松重豊さんや黒木華さん、張孝全さんといった人たちの演技も良かった。道枝駿佑くんの明るさも素敵でした。
ジミーとアミの触れそうで触れられない距離感とアミの事情、美しく幻想的ながらもあたかもそこにいるかのように描かれる台南の景色、みんな大好きな「Love Letter」、藍色大門(藍色夏恋)のポスターに五月天の音楽、すべてにノスタルジーを誘われました。
十份でランタンを飛ばすシーンが特に印象深く、切ないけれどもとても心に残る作品でした。好きです。