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青春18×2 君へと続く道のmeのネタバレレビュー・内容・結末

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

内容として良かったです。
台湾を旅にきたアミと台湾で出会ったジミーとの物語。
前半は台湾映画、後半は日本映画を見ている様でした。中国語の映画を全然見ないので新鮮で良かったし、街並みも普段見れない光景ばかりで綺麗でした。
特にあの願い事を書いてとばすランタンと、ジミーが1番好きな場所である景色。その景色と2人が好きでした。
旅をする理由が自分探しじゃなくて、「自分がここにいていいことを確かめる」だったり、ジミーは人生長いというけど、少し否定するようなシーンだったりで、アミがあと少しの人生なのかなと思いました。
ジミーがアミが日本に帰りその後亡くなってしまったことを聞いた後に、アミがいない事を忘れるかのように仕事だけに集中している姿を見て、アミがジミーの心に沢山のものをくれていたんだなって思いました。
ジミーがアミに会いに行くために福島に旅に出ます。その福島に辿り着くまでに色々な人と出会ってジミーの心に様々な物を残していっていました。
私はこの映画を見て旅をしたいというよりも、旅に行った時にその場所でしか出会えない色々な人に話しかけてみたくなるなって思う映画でした。1人で旅に出ると不安な事もありますが、その中にも楽しい部分もたっくさんあるんだと思いました。
そしてジミー役のグァンハンさんが18歳と36歳を上手く演じられていたなと思いました。日本語もとても上手で可愛らしかったです。

ずっと同じペースで進んでいき、これといってすごく盛り上がるというシーンが無かったので、少し物足りなく感じました。
ですが、最後にアミに会いに行きジミーへの"ラブレター"を読んでいるシーンが感動しました。そのシーンで号泣している人もいました。

私も一人旅してみたいです。
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