この人生は一度だけ。
タイミングを間違えると、体験出来ずに終わったり、会えるはずの相手に、会えない人生になってしまう。後悔のない人生を送りたい。
多分、鑑賞された方には、そこじゃないと言われると思うが、私はジミーの父親が、彼の失敗に寄り添うシーンにグッときてしまった。
後悔の無い人生を送りたいと上に書いたが、
失敗しても、一度立ち止まってまた前に進めれば後悔はしないのではないのかな。
ジミーの父親の言葉からそう思う事が出来る映画だった。
作品内に、岩井俊二監督の映画「Love Letter」を鑑賞するシーンがある。鑑賞した事がなく、帰って早速観たが、なぜこの作品を選んだのかよく分かった。
伏線にも繋がってくる大事な要素だ。
私は、「青春18×2」鑑賞前に「Love Letter」を観ていなくて良かったなとも思う。
あの時の、アミの感情が後々分かると、ジワジワくるものがあった。
風景も、印象的なシーンが多く、その場の空気感を映画館にいるのに吸い込まれるように感じ取れる藤井道人監督の作品は、やっぱり好きだなと再確認出来た。
あと、台湾の男性は優しいとアミが日記に書いていたが、本当にそう思う。男性だけじゃなくて女性も。留学をした時に、仲良くしてくれたタイワニーズはみんなピュアな優しさを持っていらした。あの暖かい優しいは環境からくるのかなぁ。ふと思い出したけどみんな元気かなぁ。
