#青春18x2 君へと続く道
「love letter」の切なさと
「藍色夏恋」のときめき
ミスチルと岩井俊二とスラダンと。
時代と国境を越えて愛される作品に、それに伴う多くの人の記憶と不可逆な時の流れ。
どうして、あの時…。
言えなかったり
嘘ついたり
聞こえないふりしたり
そんなこんなで遠回りして、いつかやっと届く想いもあるわけで。
何もかももう遅いけど、たまに幸せを懐かしんで、心に仕舞って前に進む。
なんてことが私みたいな思い出に生きている人だと、一定の年齢になるとよくあります。
そんなことを感じながら浸っていた。
もう、キャスティングの勝利。
清原伽耶ちゃんが年々、大人の女性として綺麗になっていくなかで、ここにきてこんな明朗快活で笑顔がかわいい太陽のような少女性を見せてくれるとは。演技が上手いだけじゃなく幅の広さも素晴らしい。
更にビックリしたのがシュー・グァンファンの36歳と18歳の演じ分けで、最初は別の役者なのかと思ったほど。
その辺も含めた、台南と日本の雪国、18歳と36歳のグラデーションがよかった。
片耳イヤホンで2人はミスチルのどの曲を聴いていたのかな?
私は「星になれたら」だと思うな。