オカケン

青春18×2 君へと続く道のオカケンのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.5
今泉力哉や花束といった実体験で突き刺してくるような流行りの恋愛映画ではなく、もう少し前の我々が忌み嫌ってきたお涙頂戴クソ邦画と似たプロットである。
であるのにもかかわらず、演技・演出・撮影の質を丁寧に高めれば、まんまと感動して泣かされてしまうし、「今を大切に生きよう」と恥ずかしげもなく決心したりしてしまうのだった。
王道を突っ走ってるのに、イヤホンのとき客に音楽聴かせないのとかたまに虚をついてくるのでハッとしてしまう。何かに負けた気がする。でも面白いもんは面白い。
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