パルパティーン

青春18×2 君へと続く道のパルパティーンのレビュー・感想・評価

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)
4.5
予告編を見た時にこれは絶対見ないといけないなと思っていたのと果耶ちゃんが出ているので見てきた。

台湾の風景が本当に素晴らしい。ピュアな恋愛映画でもあるが風景を楽しむことができるロードムービーでもある。雪景色のシーンでは心が浄化される感覚になるくらい綺麗だなと思いながら自分自身浸っていた。どこかノスタルジーな雰囲気を感じた。

よく自分を探す旅というけど自分自身を確認する旅と言っていて、そのような考え方があるのだなと実感した。このような映画を見たときに旅に出たくなる。何も考えずにやゴールというものを設定せずにふらっとどこかに旅に出たいと思うがそのような余裕がない。人生一度きり後悔はしたくない。

ただ色々突っ込みたくなるシーンはいくつかあったけど感動したのであまり考えないようにはしていた。展開的にはそうだろうなと思ったから読めたけどそれでもよかった。

一期一会の旅というのもいいなと感じたし何かに触れたり感じたり見たりなど何かに触れている時間というものが自分自身の体験や経験につながる。アミの行動力がほんとすごい。今ある環境を捨てることは自分にとって難しいと感じるしその勇気がない。自分自身に時間がないとなると失うものは何もないと思い、自分も行動に移せるのではないかなとこれを書きながら思った。青春というものは過去でありそれを忘れることや水に流すことで次に繋がっていくのかなと思う。いつまでも引きずっていると次には進めない。その迷いを流しにいく旅に出てみたい。

2024年33本目