【終わりなき旅】
や～～～～～～～～～～～！
こんなん、惚れてまうやろ～！
これはもう清原果耶ファンは必見の一作なんじゃないかな。
ひたすら「泣いたり笑ったり」の果耶ちゃんを愛でる123分間。
・・・いやいや、勿論それだけじゃないんですけどね（笑）
特に男子諸君は自分がチェリーだった頃に重ねて見ると、より破壊力も増すんじゃなかろうか。
この辺は台湾が舞台という事も個人的に影響しているかもしれないけど、以前観た「あの頃、君を追いかけた（ギデンス・コー監督）」にも通ずる台湾の洗練されきっていない男の子の初々しい恋愛の描き方が、ちょっとした「懐かしさ」も運んでくるんですよね～。
藤井監督はまだ若い方だと思うんだけど、あえて日本人の男の子ではなく台湾人の男の子の中にそれを描いたのは上手だな～って思ったよ。
アジア系の作品の中でも「台湾が舞台の作品」ってどこか温かみを感じるよな～って個人的に感じてるんだけど、やっぱりこの作品にもそれがあった。
そして、今作ではその「温かみ」を後半の「凛とした現実」との対比にも上手く使っていて、より印象深く感じられました。
偶然から始まる恋もあれば、終わることが運命で決まっている恋もある。
遠くに行く事だけが「旅」ではない。
自分の心が何かに向かって動き出すこと、それこそが「人生」という壮大な旅路の第一歩。
続きはネタバレも含んじゃいますので、フィルターをかけてしまっておきます。
