大好きな藤井道人監督作品最新作。藤井監督らしさが至るところに散りばめられていましたし、台湾と日本を繋ぐ作品ということで新しさもありました。
現代と過去を交互に繋げてのストーリー。18歳の時の甘酸っぱい楽しかった青春の思い出と、それから18年後の36歳となった今の記憶を辿る旅で考えされられる時間。
私は旅が大好きです。特に大学生時代は一人旅を沢山し、色んな場所で色んな人と出会い、その時その時の思い出は今でも鮮明に覚えている。そして一つ一つの出会いや経験が今の私を作っている。
社会人となり、一人旅をすることはなくなったが今作をみて、あぁ、一人旅っていいなぁーと改めて考えました。
今作も人と人との出会いに感動します。本当に素敵な出会いばかり。
新潟県の雪国、台北郊外にある十分(シーフン)駅付近のランタン上げの名所。湘南の海など、素敵な景色が沢山。見れば見るほどいつか好きな人と一緒に行きたいなぁと思いながら見てました。
中盤くらいまでは、綺麗なぁとか青春やなーとかかっこいいなぁー可愛いなぁーと台湾旅行に行ってる気分で楽しく見ていたのですが、後半怒涛の涙腺崩壊。
もういくつかのシーンで涙なみだ、、、。
ボロッボロ泣きました。
あー!泣けたー!!と気持ちが落ち着いてきた頃にまた別のシーンで涙!この映画はやばいぞ!と素敵な展開に景色に、シーンに魅了されました。
いやー、良い映画を見た!少し前に藤井監督Netflix作品のパレードを見て美しい景色だなぁと思いましたが、映画館で見る藤井監督作品の景色も最高すぎました。
序盤のスタムダンクのモノマネシーンは個人的に大好きですね。めちゃくちゃ良いです!
この作品を見て元気をもらったし、大切な人のことを考えたし、後悔のないように進んでいきたいって思ったそんな作品となりました。