この映画を一文字の漢字で例えるなら【純】、
一片の濁りもない【純】な映画でした。
で、死ぬほど泣いた。
猿並みのセンスしかない私には、「絵画」という芸術の良さを全く理解出来ずにこれまでの人生を過ごして来ました。
そんな芸術センスの無い私に、この映画は重大な気付きを与えてくれました。
それは、
絵画の良さとは、、
その作者が、どんな気持ちでその絵を描いたのか?
その作者の気持ちを汲み取れたなら、その絵は自分にとって素晴らしい絵であることを。
でね、、
作中に出てくる「絵」を見て泣いたよ。
5,000ガロンほど涙を流して泣いたよ。
身体を震わせて泣いたよ。
死ぬかと思うほど泣いたよ。。
御涙頂戴映画と言ってしまえばそれまでなのかも知れない、、
でも、、、
こうした【純】な映画を観て清らかに涙を流し、心のデトックスをすることって、この、うす汚い世の中で生きている我々には必要だと思う。
絶対に必要だと思う。
心の底から思ったよ、、これは良い映画だ。
《追記》
本作品は岩井俊二愛で溢れている。
だから、、
中山みぽりん主演、
『Love Letter』
とセットで観るべし。
順番はどっちが先でも良いから、
『Love Letter』
とセットで観るべし。
本作品を好きなら確実に、
『Love Letter』
を好きになる。
また、
『Love Letter』
が好きなら、確実に本作品を好きになりますから。