藤井監督×清原果耶、今作でこの組み合わせは3本目、今までの2本も大好きだし絶対観る！
と期待。
予告編で『新聞記者』の、ではなく『余命10年』の監督最新作と書かれてるから『新聞記者』や『ヴィレッジ』のようなダークな内容ではなくベタなラブストーリーとわかっていたけれど…。
なんと美しくて尊い…確かにベタだけど主演の二人の演技と美しいロケ地の映像でそれを忘れさせられた。
日本・台湾合作作品、日本でも主に東日本の雪に囲まれた風景と台湾（台南）の南国の美しい風景の対比も素晴らしい。
そして藤井道人meets岩井俊二？『Love Letter』へのリスペクト。
清原果耶の大人でいて少女でいて…の魅力たっぷり。台湾から日本を旅する主人公のシュー・グァンハンが旅先で出会う豪華な役者陣の優しさ（国内であちこち一人旅したけどあんな素敵な出会いなかった…苦笑）。
今は家の都合で厳しいのだけど、久しぶりに旅に行きたくなった。
じんわり心に残る良作。
