【すぐれた人間喜劇】
ヴィスコンティの『山猫』だとか、ヨーロッパ貴族の出てくる歴史映画が好きな人にはお薦めできる作品です。逆に、時代や舞台が現代日本から遠く隔たっている映画でも現代日本人の感性でし…
舞台はイタリア統一前夜の19世紀半ばのシチリア。スペイン副王の末裔である当地の貴族を親子の相剋、時代への適応を中心に描いている。ヴィスコンティ監督の「山猫」は老当主の悩みが中心だったが、本作は老当主…
>>続きを読むDVD。シチリア祭りの続き。ほんとうはこの作品にも触れたかったのだけど、あのときは時間切れ。
原作の『I Viceré』(1894)に出版されたフェデリコ・デ・ロベルト小説。ベネデット・クローチェ…
19世紀半ば イタリア統一を目前にしていた
ブルボン王朝支配下のシチリア
スペイン王家の代理を植民地で行う副王
名門貴族のウゼダ家の哀しい歴史を
シチリアの白い光が包んでいる
ヨーロッパでは各地で…
「山猫」のような話だと思ったら、ヴィスコンティは、この原作を映画化したかったそうな。結果、「山猫」ができたと。衣装とセットが見ものということで期待が高まったが、「山猫」と比較せざる得ないので貧弱な感…
>>続きを読むなんか集中して見れなかったからいずれまたリベンジできたらいいな
ガリバルディの頃のイタリア
革命よ
最初の膝立ち歩き衝撃的だったし
頭にじゅ〜って焼き入れとか
赤ちゃんの漬物()とか
色々とWO…
19世紀半ばのイタリア統一の頃の貴族(副王家)の群像劇。
歴史劇だからこの頃のイタリアの歴史を知らないと厳しいかと思ったけど、結構ストーリーがわかりやすくて自分勝手な青年貴族のコンサルヴォが父との…
確かに映像や音楽は「山猫」ほどは洗練されてないが物語として決して劣らないと思った
「山猫」が理想の美で、こっちが現実の姿なのかなと
結局革命ののちも権力の実態は変わらないことが最後のコンサルヴォ…