ボリウッド映画のスパイユニバースシリーズ第3弾、今度はタイガーがパキスタンとインドの危機を救うために大活躍！
と言ってもあくまでボリウッド映画、視点はインドよりなのは当たり前だが、パキスタンから見りゃ腹立たしいだろうとか思いながら鑑賞。
ストーリーは裏切りに次ぐ裏切りと言っても、どこかで見たシチュエーションなので、なーんも考えなくても混乱することは無い。ぼんやり見ててもそこは何でも過去に遡って丁寧に説明してくれるインド映画の親切設計なので、安心。たぶん半分居眠りしてても置いていかれる事はない。
それでアクションは、本当に楽しい。ミッションインポッシブルのアクションをラーメン二郎の如くマシマシ状態。お腹いっぱいでした。
最後に永遠に続くかと思われるエンドロールを見ながら、ふと今観た映画のストーリーをほとんど忘れていることに気づく。そんな貴重な映画体験。
でもそれが不快ではない、楽しいアトラクションを体験したような感じでした。
こんな観てすぐ忘れる映画なんて、梅宮辰夫の「不良番長」以来かも。
