◎瓢箪先生見て娘の縁談、やもめ艦長酔いの孤愁
デジタル修復版(1962/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
再見です。
これも喜劇9割、シリアス1割の按配に…
妻に先立たれたあと家のことを全部娘にしてもらっておいて、適齢期が来たから結婚しなさいは乱暴だし今の価値観とは合わないのでどうしてもそのあたりはイライラしてしまった。
ただそれでも普遍的ななにかは確か…
ほんとストーリーだけ見ればひどいはなし。
おっさんたちが酒の場では若い奥さんはいいぞと、終始下の下品なはなし。
物語も娘を嫁にだす父親のはなし。
娘側の幸せは全く見えてこない常に一方的な父親からの…
久し振りの小津作品。
今の御時世だったら、色々炎上しそうな内容でびっくりぽん。
父親の思い付きで、自分の知らない間に見合い話が進み、おまけに振られた体の娘・みちこの気持ち、可哀想過ぎるわ。
父親には…
個人的体験を交えて。
「ほんとうは傷ついている。ほんとうは泣いている。ほんとうは声にならなかっただけ。
何かが社会で起こった。何かを自分はした。」
生きていると他人のことはわかっても、自分自身の…
私にとって初めての小津作品。AppleTVで観た。最近の映画に慣れすぎて、おじさん集団が女を値踏みする会話聞くのキツかった。この時代の映画観てこの感想は無粋だけど仕方ない。あと近所の家からトマト借り…
>>続きを読む「秋刀魚の味」は初視聴。1962年の作品ということで、高度経済成長で日本が豊かさで激しく家族関係も変わっていく時代かと。平山(笠智衆)を中心として、サラーリーマン勤めの同僚との関係、夜のお付き合い、…
>>続きを読む©1962/2013松竹株式会社