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水平線のokimeeのレビュー・感想・評価

水平線(2023年製作の映画)
3.7
全然しらなかったんだけど、舞台挨拶があるとTwitterで流れてきて、久しぶりの瀧さんみたさに。
上映後、初日舞台挨拶付き
ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、渡辺哲、小林且弥監督
奥浜レイラ(MC)

どんな話かもわからずに見に来た。
ピー瀧さんが「シャブ野郎」って呼ばれてて、ハラハラした..(でもよく聞くと「シャコ野郎」にも聞こえて、四角くでかい顔のせいで「どっち?」ってなった)

距離の映画という印象。
特になおとかわいの海辺のランチタイム、仲良さげなのに始めは距離が遠すぎると感じた。それが近くなったと思いきや、心の距離とは違った。

水平線
というタイトルは言い得て妙か。
交わらない。
果て。
遠い。
ただよう。ひろがる。

散骨、いいなあ。
ポスタービジュアルも良い。

そんなすぐに答えられないよ。判断できないよ。と思いながら見てた。
音楽誰だ、と思ってスタッフロールみたけどわかんなかったなー。

しっかり喋ってちゃんとした瀧さん、初めてだわww
そうそう、瀧さんの桑田さん歌真似みれますw

----以下、トークより----
..円井わん..ワドイワンだと思ってた。。マルイワンだった。。そしてこの女優さんじゃない人を思い浮かべてた....
あと、めちゃ監督長身..

・自分も迷っている。「これはこうである」と決められないことをみなさんと考えていきたい。(瀧さん)
・ジャーナリストも「ただの嫌な奴」ではなくしっかり生きてきた人、ということを監督と話した
・さほとの玄関のシーンはアドリブばかり
アドリブ返しばかりしてたら監督から「もういいです」と言われた
・カラオケは初日の朝一発目。前の日は2時くらいまで呑んでたw
・渡辺哲さんは初日の船の撮影で船酔いした
・散骨をやって、海に広がるのを見ていると、素敵だった。ちょっといいな、と思った。
・散骨業を選んだのは、家族の距離が離れていたり、経済格差でお墓に入れない社会的な問題になっている。
震災後、東北では個人で散骨業をやっている人も実際にたくさんいた。もう亡くなっていまはセレモニーホールがやっていたりする。
・法律的なしばりはなく、自治体ごとのガイドライン。撒くと風で船に戻ってしまうので、水溶性の紙で包むことが多い(Amazonで売ってる)
・船に家族が乗って弔う場合は、お金がかかる。
・田舎で暮らしてる家族の話しだと思って演じてきた。ほとんどのことはすぐに答えが出ないと思う。モヤモヤしたものがあると思うが、帰りながら考えて欲しい。
・「あんたのいう風化なら、風化したらいい」というニュアンスは、実際に東北の人たちに監督が言われた。
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