父性愛なんだろうけど、凝りすぎたストーリーのように感じる。娘はさっさと父離れせいと。まあ二人だけの家族という感じなんだろうけど、福島の事故を引き摺り過ぎるのも自己中なだけな気がする。そういう村社会の意識も描かれているとは思う。ピエール瀧は、セクハラ親父っぽくいまいちだったがそういう欠点も含めて父親なのかなと。父親像を確立した映画なのかな。あと海への散骨は袋に入れて海に落とす感じで散骨という感じではなかった。映画を観る前は『復讐するは我にあり』の散骨シーンのオマージュかと想像していた。
人間横並びで「水平線」というタイトルがいいと思った。ラスト夜明け前の感じも。