怪しげな魔術の箱で悪魔達の餌食になって死んだ男が兄の血で甦り、兄の現在の婚約者の協力で完全な肉体を取り戻そうとする話。
悪魔の手によって被害にあった男がまたこの釘刺さりまくり悪魔とは別で、さらに新しい怪物になるという意外と凝った作りで面白かった。でも、なんでこの男が甦れたかの仕組みは全くわからんし、そもそも悪魔からバレずに復活できたの相当強そうなのにあっさりやられてて笑う。悪魔も悪魔で逃げられてるの気づかんのかい（笑）
そして復活するのには少量の血で大方の体が出来上がったのに、完全な人間になるまであと数体と言いながら全然完全体にならないのも笑う。女に男をおびき出させるのはまだ許すとしても、殺すのぐらいは自分でやれよ、と男の身勝手さはどんな見た目であれ変わらないなぁとしみじみ。
この時代のグロ描写とか怪物の描写が、どうやって作ったんだろうと思わせたり、あそこが手でこう前にこれがついててとかが見え隠れしている感じが微笑ましくて良い。
