にっきい

電エースカオスのにっきいのレビュー・感想・評価

電エースカオス(2023年製作の映画)
3.3
監督は"バカ映画の巨匠"と自分で言っちゃってる河崎実。

ビールを飲むと気持ち良くなる話し。
タイトルは知ってたけど見た事は無かったこのシリーズ、初代の電エースってもしかして監督がやってる?
以前『突撃!隣のUFO』の舞台挨拶で見てたので、なんとなく知ってる顔だと思いましたw
ただ今作ではもうヒーローは引退してるのか変身して闘うシーンは無かったです。
今作は電エースキックと電エースQが主役。
電エースは快楽星人で、気持ち良くなると身長2000mのヒーローに変身する設定なんですが、初代の河崎実監督はビールを飲む事、電エースキックはキックボクシングの元世界チャンピオンが演じてるので高速でキックをする事、電エースQは昭和歌謡の貴公子と呼ばれてる人が演じてるので昭和歌謡をフルコーラス歌う事、とそれぞれ気持ち良くなる条件が違う。
敵もハリウッド星人をハリウッドザコシショウが演じてたりで、演じてる人そのまんまの設定。
電エースを助けてくれる人たちも殆ど本人が本人役で出てる。
ドクターホープって誰だ?
映画としては1作目と『電エースキック』と『電エースQ』を再編集してくっつけて、更に新規エピソードをプラスしたものらしい。
1作目と今作じゃ35年も経ってるから、河崎実監督の見た目が変わってるのは当然だけど、電エースQを演じてるタブレット純さんの髪色が急に変わるから変だと思ってたんです。
金髪なのは以前の映像で黒髪になってからは新規カットって事なんでしょう。
ストーリーは有って無いようなもので、宇宙人や怪獣が襲ってきたら気持ち良くなって闘うだけ。
爆発は合成だったけど、戦闘はミニチュアセット使った特撮だったのは良かった。
河崎実監督のいつも通りゆるゆるのくだらない特撮コメディでした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年1月3日
鑑賞回:14:20〜16:17
劇場名:シアターセブン
座席情報:BOX2 E-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:112分
備考:招待券
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