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ミーン・マシーンのbackpackerのレビュー・感想・評価

ミーン・マシーン(2001年製作の映画)
4.0
『ロンゲスト・ヤード』を元ネタにした、まさしく異色のサッカー映画。

刑務所ボクシングチャンプ「俺は暴行罪で入ったんだ!」
ダニー・ミーン「俺は酒と暴行だ!!」
笑っちゃいますよ、後者が元イングランド代表で務所入りした主人公なんですから笑

最初は受け入れられていなかった主人公が、囚人達に徐々に認められていく。
脅されたり、賭けボクシングしたり、イカれた奴に付きまとわれたり。
それでも、次第に仲間を増やし、一致団結していく。

看守チーム対囚人チームは練習風景からして対極的で、細かく笑わせてくれます。

ジェイソン・ステイサムが完全に頭のイカれたゴールキーパー役。素手で23人殺しちゃってるこいつ、プレー中に意識が飛んでくは、GKなのにゴールまで突っ込むは、遊んでる間に1点とられちまうは、何やってんだか笑

ダニー・ミーンは所長に脅されてハーフタイム以降は腑抜けになっちいますけど、最後はきっちり復活。燃える展開が最高です。

実況のボブとボブのコンビの掛け合い、面白い。
所長秘書の女も、『水』の漢字Tシャツとか着てて笑えます。

サスペンス、シリアス、死、胸踊るスポーツシーン、友情、そしてコメディまで。混ぜこぜの刑務所サッカー映画、最高でした。
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