これを見るためだけに東京に行ったようなものです。とにかくすごい体験だった。
サイレント映画の劇伴の音楽でもなく、ミュージックビデオの映像でもない、音楽と映像がセッションするってこんな感じ??っていう…
「悪は存在しない」を観る前に「GIFT」として観れて良かったと思う。やはり同じ素材で物語として先に見ちゃうと、そちらに引っ張られて純粋に映像と音楽としての感覚的な楽しみがブレちゃう気がするので(まぁ…
>>続きを読む音としてのセリフがない分情報量が少ないのかなと思っていたけど、ひたすら演奏を摂取するので逆に情報量がとてつもない。
文字(音として聞こえる言葉も含めて)は座標的な感じで物理的な重さはあまり感じない…
石橋英子さんの
Live方式の『GIFT』
みました。
最初、音がない映像が流れるとわかっていても理解しきれない自分がいて
冒頭の薪を割るシーンで音がならない事を感覚的に捉えられ、映像と石橋さんの…
『悪は存在しない』を観ていないといけないような気もするし、観ていなくても大丈夫なような気もする。
劇伴つきのサイレント映画という形態によって濱口作品の特徴である会話が生んでいた緊張感・不穏さは損な…
今更ですが...
物語の全体的なトーンというか漂っている空気感をサイレントと生演奏で伝える表現はすごいと思った、最初のシーン現実の音だとチェンソーの音だけが鳴っていると思うけれどそれ以上の不気味さ…
セリフはなく時々挟まれる状況説明のキャプションでストーリーを把握する。
濱口竜介の作品の好きなところは台詞も大きいんだなと実感する。ストーリーの細かい部分まで把握できない状況で展開するラストシーンは…
試みとしては面白いが、音楽ありきで作られてるからストーリーの飛躍や編集点が気になった。Q&Aで結局結末に対する決定打みたいなワード出たから、順番としては本編先で、味変で今回の見た方が良かったかも。
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東京フィルメックスにて鑑賞。
すごく楽しみにしていたが、新体験な感じが新鮮だった。本作は石橋英子さんのパフォーマンス映像として濱口監督が『悪は存在しない』の素材を使って制作されたという。映像に合わ…