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燃えよドラゴン 劇場公開版 4Kリマスターのsymaxのレビュー・感想・評価

4.0
"賭けるか?"

武術の達人リーへのブレイズウェイトからの依頼は、かつて少林寺で武術を学びながら、悪事に手を染め破門となったハンが主催する武術トーナメントに参加する事…というのは表向きで、犯罪の証拠を見つける為、島の偵察が目的なのだ…

余り乗り気でなかったリー…しかし、亡くなった妹がハンのボディガード・オハラによって追い詰められ自害した事実を知り、復讐を誓いハンの島へ…そこに集まった一癖も二癖もある格闘家達…ボロの掛け声とともに試合が始まるのだ…

ワーナー・ブラザース創立100周年&"燃えよドラゴン"製作50周年、更に、ブルース・リー没後50年を記念して、ブルース・リーの誕生日11月27日を挟んで、11月23日から30日までのたった8日間しかやらない超期間限定公開な4Kリマスター…

もう何度目の鑑賞でしょうか?
劇場でも今回が二回目、これまで様々なヴァージョンを観てきましたが、今回は音が素晴らしい…多分、これまでの中でもピカイチの音の良さではないかと。

ラロ・シフリンの余りにも有名なあのテーマ曲…冒頭からバリバリベースが響いた音で、めっちゃ熱くなりましたし、怪鳥音も、拳が風を切る音も、何だか迫力倍増でして…音が凄いと作品全体が締まるんですね〜何度も観てる劇場公開版だし、まぁ久々おっきなスクリーンで観たいよねと軽い気持ちで劇場入りしたのですが、始まって直ぐにその迫力に圧倒されっぱなし…

"ドン・シンク・フィール"

…この有名なセリフ、私は何故かカタカナ表記がブルース・リーらしいかなと思ってるんですね、しかも最後は"フィィィィィィル"ってくらい長く引っ張るのね…口は横に引っ張るように広げて…"フィィィィィィル"って…

周りは、大体同年代…自分を含めたしょぼくれて痛い感じのおやぢ達が熱い想いを沸らせ、目キラキラさせながら没頭した99分間…ラスト図らずも拍手が起こるという…
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