パピワン

ブレーキ・ダウンのパピワンのレビュー・感想・評価

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)
3.6
「なんなんだ、あいつ!??なんで俺をっ!!?」
「リッチな都会のクソ野郎、トラブル求む笑笑」

雰囲気よし!!
明るい真昼間の中、事件、パニック、サスペンス、アクションが進行してるってのは良いねぇ!
90年代のこういう雰囲気の映画は大好きよ!
「トレマーズ」、「フォーリング•ダウン」、「セルラー」みたいな、いかにも午後ローでやってるような映画!
93分という短さも俺好み!
前半はいったい何が起きてんだ!?なサスペンス!中盤からはブチ切れアクション!

あらすじ!!
ジェフと妻のエイミーはピカピカの新車に乗って、引越しのために荒野?砂漠?のハイウェイを走行!
(マリオカートのカラカラ砂漠みてーなステージ)
ジェフが長旅ドライブでちょっと目を離した瞬間に、目の前にクッソボロいトラックが!!
南無三!!あわや!事故!!となるのをギリギリ回避。

ガソリンスタンドで補給、休憩を取る夫婦。
すると、先ほどのオンボロトラックからいかにもなガラの悪いチンピラヤカラが登場!
ジェフは揉め事を避けるために先ほどの出来事を謝罪…

夫婦ともどもちょっとテンション下げーな気分で、ドライブを再開。
すると、しばらくすると車が、えんこ!
(えんことは、乗り物などが故障して動かなくなること、国語辞典より)
携帯も圏外で立ち往生する夫婦。
すると、そこに一台の大型トラックが!
ドライバーは親切にも、この先のレストランまで乗せて行こうと提案をする。
レストランの電話からレッカーを呼べば、万事解決だと!

が、ジェフはピカピカの新車を荒野のど真ん中に置いていくのを嫌がり、車に残ることに。
結局、妻のエイミーだけトラックに乗ることに。
しばらく待ちぼうけをくらうジェフは、車の配線が抜けていることに気づく。
自力で修理したジェフはレストランに向かう。
すると、レストランにはエイミーもトラックのドライバーも来ていない様子。

レストランを素通りして、先に行ったのかと考えたジェフは、車を走らせる。
すると、先ほどのトラックを発見!
強引にトラックを停車させるジェフ。
が!妻エイミーの姿はなく、妻はどこだ?と尋ねるジェフに対し、「人違いだ」、「君とは会ったことがない」とのたまうドライバー。

一体何が起きているのか分からないジェフ…
果たして、妻はどこに消えたのか??
ドライバーはなんなのか??すげーソックリな双子でもいんのか!!??あぁ!!?

てなーーお話し!!
まーーーあまあ面白かった!
前半、中盤、後半と一貫してある程度の面白さをキープはしているんだけど
肝心、要のカタルシスが足りなかったかなぁ!

前半、中盤のモヤモヤを一気に大爆発させるような、ブチ切れっぷりが見たかったよ。
エヴァのシンジ君が「初号機に残されているあと285秒。これだけあれば、本部の半分は壊せるよ」レベルのストレス大解放が見たかった…
これは、毎日仕事でストレスを貯め込んでいる俺ならではの感覚かもしれんが…

こっからはどーーーーしても言いたいからネタバレで!!⚠️!!!注意な!!🚨





家庭、家族を持ち、家では良い父親を演じているのに、犯罪しまくりのゲス野郎ってマジで腹立たしいな!!!
B級映画の「デッドオアリベンジ」って映画でも、良き家庭持ちのオヤジが好き放題してたけど。
吐き気を催すほどの邪悪とはまさにこのこと!!!
顔の形が変わるほどオラオララッシュ叩きこんだあとに、ロードローラー(今回は大型トラック)をぶち落としてやりたくなるな!!

以上!!今日も仕事でストレスをためこんだパピワンでしたー!!!ドラァっ!!
パピワン

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