"希望を捨てるな…最後には上手くいく…"
もうダメだ…三代続く酪農家で農場主のダヴィッドは破産寸前…裁判所から言い渡された期限は…2ヶ月…ヤケクソになっていたダヴィッドがふとしたきっかけで入ったキャバレーで目撃したのは、ボニーというダンサーの妖艶なダンス…ダヴィッドは閃く…"そうだ!農場でキャバレーをやろう"…
嘘みたいな実話…
破産寸前の農場の納屋で、キャバレーをやろうとダンサーをスカウトして、町の一癖も二癖もある芸達者を集めて一発逆転を狙う農場主の話は実にユニーク。
納屋でキャバレーやれる訳が無いと、周囲は冷たくあしらう中、一人熱い夢を語るダヴィッドが、そのうだつの上がらぬ風貌から、逞しく、自信たっぷりとなって行く様は中々爽快でありました。
また、集まってきた芸達者な連中のキャラが個性的で…
ボニーのポールダンスがキレキレ過ぎて、周りが引いてしまう姿にクスッとくるところなんかは、流石フランス、爆笑じゃない…クスッとするのね…それがイイ…
もっと熱くなりそうなところで…あっさり…それもフランスらしく…気楽に観れて、ちょっとほっこりさせてくれる…イイ映画観れたなぁと思える一本でございました。