ちぴ郎

青春のちぴ郎のレビュー・感想・評価

青春(2023年製作の映画)
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予告で縫製工場の内容ということだけで観といた方が良さそうだと思い、それ以外何の情報も入れずに行って、映画館着いてから上映時間観て3時間半もあると知り。
汚く閉塞的な工場内で低すぎる賃金で雇われ住み込みで休みなく働いている若者たちの、延々と続くくだらない戯言とセクハラというかなんというか知的レベルの低すぎるやり取り、煙草吸いながら喧嘩もしながらの仕事風景、「辞めたなるどころか死にたくなる」と言い放った彼はまだ20代前半だったよな。。
お尻が痛くて痛くて何度も時計見てしまったし、何度ももう帰っちゃおうかなと席を立ちたくなったけど、どんな結末が待っているのかを見届けたくてなんとか最後までいたけど、辛かった〜。。
こんな工場で作られた子供服ってどこのメーカーがどこで売ってるものなんだろう。。
誰も愛着もプライドも無く、ただの生産性だけでしかなく、環境問題も人権も何も考えられていない物作りにただただ暗い気持ちになった。
これを青春だなんて言えないなぁ…

2024.29
ちぴ郎

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