中国の出稼ぎで働く
若い人たちのリアルな姿。
中国の地方都市のリアルな姿。
ドキュメンタリーの被写体って恐らく、
自分がどういう切り口で
撮られているのかは
理解していると思うんだけど、
この映画に映ってる人々は
そこは特に意識して
いないだろうなと思った。
日常の、他愛のない姿だった。
中国人の監督が
これを撮っているという事は
中国の人から見ても、
取り上げられるに値する
過酷で特殊な状況って事なんだよね。
監督がこの被写体に対して
どう感じているかが
ナレーションもついていないので
掴みかねるんだけど
そこはノーヒントで
感じて欲しいって事なのかな。
音楽はよく流れてたけど
アイドルとかのポスターが
貼られてたりとかは無かったし
本屋さんとか
映画館とかはあるのかな?とか
仕事以外の文化的な楽しみというか
外の世界への興味が無さそうなのが
気になった。