このレビューはネタバレを含みます
2024年4月 イメージフォーラムで
・本当にタイトル通り青春の映画だった。大量生産で作られる服の工場。そこでの生活は賃金も安くて必ずしも楽なわけでは無いけど、確かにそこには働きに来た若者たち暮らしがあって、青春がある。というかずっと口説いてるし口説かれている。
└そこに若者が集まるから結果的に青春になっていく感じ。
└ちゃんと賃金が安い事に声をあげるの、本当にいいと思った。
・作中で違う工場に行っても、何となくどこも同じような建物の作りをしている。似たようなものを作る、似たような建物が大量にあるが、そこで働く若者ひとりひとりの性格や関係性は全然違う。多分、高度経済成長期の日本とかにもあったんだろうな、という風景かも。
└わりとずっと出てくる、偉そうですぐに怒る青年を監督が特に撮りたいんだなぁって感じがした。