無名のkeecoliquoriceのネタバレレビュー・内容・結末

優美and残酷さが織りなす、美しくくすんだ画面づくりを堪能する映画…と思って見てると、容赦なき接近戦とか。トニーさん、すごい。あのアクションつけた人もすごいな、と。

ワン・イーボーさんは、1940年代にハマる容姿で、黙っているとかなり冷淡な印象なのだが、ふと笑うとのぞくかわいい歯並びにアイドルが垣間見えたりも。

しかし全体的にわりと怖かったなー。いつ誰がどんな目にあうやら、と緊張。極悪帝国日本。

日本の若い兵隊たちも、よくこんな風貌の子を集められたなぁと思う昭和顔揃い。日本人役にときどき日本語が変な人がいるのが惜しい。

時制の行き来に多少混乱しつつ、街から衣服まで美術にかなり凝ってて見応えありました。

音楽はなんか、ノーラン映画ぽかった😅。