トニー・レオン梁朝偉の新作だ!ということでさっそく鑑賞。
ワン・イーボー王一博はドラマでは演技を観たことがありましたが、映画ではこれが初めて。
日本軍と共産党と国民党、それぞれの思惑が交錯する本作、最初は誰がどの立場で……と把握するのが大変でしたが、それでも説明的な描写の少ない中でも構成のうまさか飲み込みやすい作品だったと感じました。
中国語、日本語、広東語、上海語とさまざまな言語が話される中、お互いにそれぞれの言語で話して成り立つ形式がむしろスッキリしていて見やすかった気がします。
出番は少ないながらもトニー・レオン演じる主任の妻を演じたジョウ・シュン周迅がとても素敵でした。