ん〜ウットリたまらん。
中国産スタイリッシュ・スパイ・ノワール
とにかくその激渋な雰囲気がたまらない。
黒を基調とした映像美。
スパイたちのビシッとしたスーツの着こなしがカッコ良過ぎる。
1930年代から1946年あたりの上海や香港が舞台のスパイ映画。
満洲国建国、日中戦争、太平洋戦争あたりの歴史を掴んでおくと、より分かりみが深くなる。
中国共産党と国民党、そして日本軍。
素性を隠して、一進一退の攻防を繰り広げる。
トニー・レオンは言うに及ばず、ワン・イーボーが素晴らしかったです。
まさにクールビューティー。
端正な顔立ちとスーツの見事な着こなし。
惚れてしまいました。
2人の肉弾戦はカッコ良さを超えた凄さを感じました。
時間軸が行ったり来たりするのでこんがらがりますが、何となく雰囲気で分かります。
戦時下の裏面史をどうこう詮索するよりも、スパイたちの攻防とそのカッコよさを楽しみましょう。
最後の最後で明かされる彼の素性。
お見逃しなく。
ハリウッド産とは異なる中国産スパイ映画。
ぜひ、お見逃しなく。
余談
関東軍参謀を演じた唯一の日本人俳優の森博之さん
最初"藤竜也?"と思うくらい渋くてカッコよかったです
現在、中国で活躍されている俳優さんのようです