うどん

無名のうどんのレビュー・感想・評価

無名(2023年製作の映画)
4.3
▶鑑賞のきっかけ
中国映画にハマっている&スパイノワールが観たかった

▶予備知識
予告映像のみでホームページもあえて事前チェックせず

▶視聴環境
映画館(スクリーン小さめ)
※映画館についてはその他で語ります

【ここからネタバレ】
▶よかった点
・映像がとにかくスタイリッシュでかっこいい
・時系列シャッフルはノーラン監督作を思わせる
・アクションシーンが想像より長く、がっつり見せてくれてリアルでよかった(アクションファンも楽しめる)
・ワン・イーボーさんがひたすらにかっこよくてずるい

▶難点
・トニー・レオンさんとワン・イーボさんがどの組織に所属しているのかわからなかった(パンフで判明)
・わりと凄惨なシーンも多いので苦手な人は注意

▶その他
・旅行中に映画を観る初の試みでテアトル梅田は梅田駅から徒歩は厳しそうで中津駅からでちょうどよかった、あと入口が結構わかりづらい
・映画館はカフェ併設でおしゃれな雰囲気
・奥行きに対してスクリーンが小さいので後方だと視力がよくない人にはきついし、傾斜もゆるいので、人の頭がかぶり気味
・予告が始まっても後ろの扉は閉まらず、外の雑音と光が漏れて集中できない
→上映中も何回も扉が開いて最悪だった
→光が漏れない構造にするのが普通だと思う
テアトル梅田でもう観たくないというのが率直な感想

▶総評
・作品自体はおもしろかっただけに鑑賞環境が残念で落ち着いて観たかった
・スパイのスリルを存分に味わえた
・日本兵の描写は「イップ・マン」を彷彿とさせた
・なんで、海外映画の日本人がしゃべる日本語は聞き取りづらいのか問題
・トニー・レオンさんの普通話の習得を努力されたということ、普通話で自分の音声での作品は2作目というパンフレットコメントに感銘を受けました
(やはり、ご本人の声が1番ですから!!!)

・劇中は普通話だけかと思ったら上海語、広東語もあったということでビックリ…!香港映画好きなんだから広東語はわかりたかった…。
予想以上に日本語シーンも多いです。
中国映画ファンにがっつりすすめたい作品です!
うどん

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