ノーランに憧れた勘違い監督が撮ったのかな？
時系列入れ替えるのをすぐにノーランって言うのはあまりに安直でチープかもしれんけど、いい加減にしろ！ってくらいしつこくやってくるから、その構成が効果的か否かよりも、かっこいい！やりたい！が先行してるようにしか思えないからそんな表現になった
日本語と中国語での会話はお互いに言語を理解しているわけではなく、映画的表現という認識なんだけど合ってるかな？
そうではなく、お互いリスニングはできた上で話すのはそれぞれの母語って可能性も否定しきれないから、もしそうだと仮定したらの話をすると
素晴らしい選択だと思う
あんだけ喋る森博之さんに中国語は酷だし、メインターゲットの本国の観客がイライラしそう。通訳を設けるのはテンポ崩すし、尺がえげつないことになる
でもその選択できたのに、ワン・イーボーさんに下手な日本語話させたのはあまりにナンセンス
多少喋れるならせっかくだから日本語でやるか！くらいのノリだろうけど、自分で作った映画内ルールを破ってるじゃん、それはいただけないですよ
下手な日本語がノイズってのもあるけど、それは受け入れる。
藤井道人監督の“新聞記者”でシム・ウンギョンさんに、日本人役なのに流暢じゃない日本語話させたのは全く納得いってないけど
あ、海辺で殺された日本軍が日本人じゃないの人が混ざってるのもノイズ、あれが全員日本人だとしたら大根どころの騒ぎじゃないからキャスティング見直した方がいい
映画表現ではなくリスニングはできて、話すのほ母語パターンなら
ワン・イーボーさんが日本語話すのはフラッシュアイデアをそのまま実行したわけではなく、より日本軍に近づくために日本語を勉強したことになる
戦時中の話だし、ある程度は予想していたけど日本軍の描き方が腹立つ
事実だろうし、非人道的な行いをしたんだろうけど、ストーリーに対して関係してこないんだよな
そういった扱いを受けたから工作員として強い意思があるって描写もないし、ただただ悪く描いただけ、見下ろすシーンとかも悪意しかないよな
こういった表現をするってことは本国では受けるんだろうな、なんだか悲しい
トニー・レオンさんとワン・イーボーさんのアクション見応えあったし、61歳とは思えぬ動きは脱帽
ただラストまで観たら、あそこまでやる必要性なかったのではと思ってしまう
酷評してるけど、アクションは気合入ってたし、撮影や役者さんたちの演技自体はよかったと思ってるよ
トニー・レオンさん61歳とは思えぬアクション
これどーでもいいけど、ホテルの部屋番号のかわりにひらがなで表記さ、日本人が作ったとしたら“し”は死を連想させるからそんな部屋作らんよね
部屋番号だけでなく、様々な乗り物も4と9は避けてた時代だと思うし
ま、でも当時の歴史や情勢に疎いから全然読み取れてない部分があるのは間違いないし、無知ゆえの勘違いしてる可能性も大いにあると思う
勝手にバイオレンスアクションがメインの作品だと思いこんでたから鑑賞してみて驚いた
