ぽっちゃり体型の少女シミーが、復活祭が迫る月曜日に田舎に住む著名な料理家の叔母を訪ね“弟子入りダイエット”を志願する。
ところが、この家何かがおかしい。
叔母は古代の秘術にハマり、自分やシミーには断食させる一方で、息子には豪華な食事を与え続ける。
復活祭の日曜には神聖な儀式を行うらしいが、息子は実の母を恐れナイフを持ち歩いている。
もう最初っから怪しさ満点、フラグ立ちまくりのアリ・アスター系ファミリーホラー。
特に捻ったところもなく、そのまんま予想通りのところに着地する。
背景設定も、アスターの作品ほど凝ってないし。
ただ極限の空腹の先の食事というベクトルが一貫してるのと、不穏なムード作りはとても上手いので、ちゃんと面白く見せ切る。
断食ダイエット経験者としては、デブに断食がキツいのはよく分かるよw
