ふづち

ファミリー・ディナーのふづちのレビュー・感想・評価

ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)
3.0
●ファミリー・ディナー(2022年オーストリア。ピア・ヒアツェッガー)

ふくよかな体型に悩む10代の少女・シミーは,著名な料理研究家で栄養士の叔母・クラウディアに健康的なダイエットを手助けしてもらうため,彼女の家でイースターの休暇を過ごすことに。
しかし叔母の食事指導は思いのほか過激で,さらに従兄弟フィリップはシミーに敵意剥き出しで嫌がらせを繰り返し,得体のしれない叔母の新しい夫・シュテファンの存在もシミーを不安にさせる。

《レビュー》
なぜオーストラリアでドイツ語?と思ったら,オーストリアだった。

これは秀作なのかそうではないのか?
なかなかにそこらの判断はつきづらい。

食というのは人間の生命に直結しているだけに,使いようによっては楽しくもあるし,怖い者にもなる。
そしてこの映画では後者。

海外ではクリスマスよりも宗教的に意味を持つ復活祭のシーズンが舞台。
この日に玉子や肉が“解禁”されるという地域もあるらしい。

叔母とその夫の怪しげな雰囲気にグイグイと引っ張られる──んだが。
オチがとても──判りやすい。
もうちょいヒネリがあればよかったとも思うが,この内容と尺だとあまり他には手はないか。

https://www.youtube.com/watch?v=OvPAFmFr7aw
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