うーん、微妙。
もちろん制作側が狙っているターゲットではないことは承知していますが、もうこれはいよいよライダー卒業が近いのかと思ってしまう程ハマりませんでした。
新ライダーと終了したライダーのクロスオーバーが繰り広げられる東映冬映画ですが、後日譚を作って良いライダーと悪いライダーがあると思います。
その中でギーツは作ってはいけない側のライダーだと思いますし、そんなすぐ再会できるなら余韻が台無しです。
個人的にガッチャードに全然ハマれなくて視聴しなくなったのも今作を楽しめなくなった理由です。
ニチアサは経験の浅い俳優が1年かけて成長するのも見所なのですが、経験が浅いと言っても今作の主人公の演技力がかなり怪しい。
それならそれで周囲に実力がある人がいれば良いのですがヒロインも怪しい。
同じく演技力がかなり怪しかったギーツ組ですが1年経ったはずなのに英寿とツムリの演技力が怪しいままなので、この4人が絡む場面がかなり事故っている感じです。
コメディ的なやり取りも変な間と言いますかテンポがすごく悪いツッコミとかが多発するので観ていて結構キツかったです。
平成時代にまさか今どきヌイグルミを喋らせて動物を表現するのかと視聴者を驚愕させた実写版「セーラームーン」ですが、令和になってもう一度見られるとは思いませんでした。
本宮泰風の登場と多段変身しての活躍はオールドファンとしては嬉しかったです。
魔戒騎士みたいなアナザーギーツはせっかくカッコいいし格闘アクションも良かったのになんで最後に巨大化するんでしょうか。
ラストは主題歌を流しながらの肉弾戦にしてくださいよ。
出来ない事よりも出来ていた事が出来なくなった方が印象が悪く感じます。
満を持してのガッチャードのパワーアップ形態ですが、ダ・ダサい。
画面ライダーフォーゼの時は受け入れられたのに……
これはもう感性が鈍ってきたのかもしれませんし、そろそろ卒業の季節なのかもしれません。