ワッツマイケル

グレムリンのワッツマイケルのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.7
可愛い。あんな状況下でハイホー歌うギズモがMAXで可愛い。あのピュアの塊から醜いグレムリンが生まれる理屈が今作では印象的です。
コミカルなギズモとグレムリンに、人間のイノセントと傲慢さの投影を感じました。歴史上でも現代でも、やれる事とやって良いことを誤ってしまう人間の何かを、人々のモグワイに対する扱いに重ねて見てました。モグワイは「知恵」のこと?とも感じましたが初見では分かりませんでした。
グレムリンが第二次大戦の原因だと言う陰謀論や、いつか私達にも扱える時が来る、という言葉は、子供へのメッセージではないようにみえました。
ギズモ可愛いーだけでは終わらない"含み"も忍ばせた、ギズモが可愛い映画です。グレムリンは全然可愛くないのでもっとギズモ多めで観たい。
怖い!怖い!でも〜!えい!
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