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グレムリンのtntnのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.9
小さい頃繰り返し見た記憶。見返したら全然覚えてない場面ばかりだった!
おもちゃ箱をひっくり返したっていう言葉がめっちゃ似合う。
映写機に映る影→スクリーンがビリビリに引き裂かれる場面が、格好良くて好き。

外国製品(主にアジア)の進出などを背景にしながら、すっかり理想がついえたアメリカの白人中流家庭という前半の描写が、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と重なるものがあるなーと思ってたら、『素晴らしき、かな人生』も共通して引用されてる。
50年代の理想を取り戻すという保守回帰映画とも評されることの多いBTTFと前半はかなりそっくりなんだけど、『グレムリン』は最終的にしっちゃかめっちゃかになるから、結末の後味は全く違う。
どちらもスピルバーグがプロデュースしていて、街の撮影場所すら同じらしい。この辺誰か研究してたりしないのかな。
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