ぼとる

グレムリンのぼとるのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.7
銀行に勤めるビリーは、クリスマスに発明家の父から「モグワイ」という生き物をプレゼントされる。しかし、守らなければならない3つの条件があった…

クリスマス映画ということで鑑賞。

かわいい生き物癒し映画かと思えば、ごりごりのモンパニでした。
モグワイがグレムリンへと変貌し、増殖して暴れ回り、街を大混乱に陥れるという「地獄クリスマス映画」。ほっこりした話を想像していた自分は空いた口が塞がらず。

しかも、なかなかグロテスク。グレムリンが人を襲い、普通に死人が出るというとこらもそうですが、グレムリン自体もぐちゃぐちゃに吹き飛んだりしますので…

主人公ビリーの日常生活でのやるせなさ、生きづらさがわかる描写が多かったので、そこを本作と繋げるというか、この話を通して何か成長、活路を見出すような場面があってほしかったですね。

監督の「クリスマスをぶっ壊せ」という鬱憤を吐き出すかのような作品でした。新鮮でした。
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