RIO

コーマのRIOのレビュー・感想・評価

コーマ(1977年製作の映画)
3.0
治療不可能だった病気のために
新たな治療方法を開発する大病院
高度な医療を可能にする医学の発達・治療技術の進歩
次第に膨らむ医療費をまかない
医療制度の運営をするための
恐るべき犯罪と陰謀の構図に組織されている

親友のナンシーが昏睡状態になったことに納得がいかず
調べると1年に10人の健康体の若者が
原因不明の昏睡状態になることに疑問を持つスーザン
思い過ごしと考え直すも不審なものを見つけてしまう
その全てが共通していく
――第8手術室

そして昏睡に陥った患者たちが送られる先は
ジェファーソン研究所
おてんばスーザンが植物人間の人体を扱う
その研究所で目にしたものは
いったいどうなってる…?
あの患者たちの姿は斬新と言うかショックに近い
脳のスライスもショッキング
患者の変化を
看護師・医師1人でコンピュータが完全管理
法の定める生命維持の手段の一つと言ってのける

ハリス先生の執刀シーンは心底怖い…
医師に体を任せるという事はある意味恐ろしいとも思った
資本主義的利潤原理によって
今でもコロナに関して医療を中心に世界が
動いているということも…否めない

医学の進歩 「COMA」ロビン・クック著
脚本はマイケル・クライトン
古い映画だったけど面白かった
RIO

RIO